インタビューVol.08-3 十日町中条第二病院 大谷さん


小川)なかなかゆっくり時間とるのは大変ですもんね。
大谷)だんだんそういう世の中になってきてますよね。やっぱりそばにいると心を開いてくれますよね。精神科で見ていた患者さんがいたんですけれど、いろんな問題を起こしてたもんだから、みんなが決め付けてしまってたんですよ。最初は自分の心を開かなかったんだけどね、やぱり、何にも言わないでもそばにいるようにしてっていうのを繰り返していっているうちにだんだん心を開いてきて、そういうケースもあったんですよね。

小川)なるほど。そうなんですね。
大谷)やっぱり自分を受け入れてくれる人だと感じると、心を開いてくれることもあるってことですよね。

小川)本当にそのコミュニケーションってことなんですね。
大谷)そうだと思うんですよね、みんなそこからスタートですよね。私は仕事上、患者さんとはいっぱい話をするんですけれど、自分の生活に入ると自分からはこういうふうに人と積極的に話題を作って話をするタイプではないんです。

小川)そうなんですね。患者さんのところに行っても、そばにいるだけで安心し始めるってことなんですかね?
大谷)そういう看護師でいたいですよね。

小川)なるほど。素晴らしいですね。

話が変わるんですけれど、時代も変わってくると働く人たちの人生観も変わってきますし、看護師さんの職業観っていうのも変わると思うんですけど、今の看護師さんたちの職業観ってどんなものというふうに感じていらっしゃいますか?

大谷)ここの人たちはまだ高齢者に接していて、時間に追われているとはいうけれど、急性期の病院みたいに機械的に変わっているとも思わないですけれどね。やはり、人が好きだから看護師になったと思うので、みんな今の若い人は・・・っていうけれど、そんなに大きくはね。人が好きで人と関わって仕事をしているわけだからね。

小川)なるほど。普段一緒に働いていて、コミュニケーションギャップというか違和感を感じることはありますか?
大谷)それはありますよね。

小川)そうですよね、それはありますよね。(笑)
そういえば、この前ある病院の看護部長さんにお話をお聞きした時にですね、今、携帯文化じゃないですか?そこが、コミュニケーションが相対して言わなきゃいけないことを、メールとかで報告したりされるのが寂しいとおっしゃっていたのですが・・・。

大谷)それはあると思いますよ。例えば、ある若い看護師の話なんですけど、患者の経過を友達にメールで伝えてそのあと師長に報告してて、誰に先に報告しなきゃいけないかっていうその順序が狂うことは確かにありますね。

小川)なるほどね。
大谷)でも、きっと看護師ばっかりじゃないんだろうけどね。

小川)看護師さんだけじゃないですよ。(笑)
他の会社もやっぱりそこでご苦労されているって話はよく聞きますね。

大谷)主語や要件を言わずにきたりね、何のためにきたかわかんないこととかありますよね。それはきっと私たちの教育がね、私たちが反省しなきゃならないねって話はしますけどね。結局、スタッフは私たちを見てしているわけだから、先輩見て人は育つわけだから、私たちのやり方なり指導なりが昔の人から私たちが受けてきたよりも、私たちが抱えてることの方が、低くなっているのかなって考えたりね。

小川)なるほどですね。
大谷)昔はそんなこと言われなかったかね。今はあちこちでこんな方法やあんな方法でって調べてきたりして指導してるけどね、それでいいのかも分からずにね。

小川)なるほど。

それで、少し話が変わるんですけれど、大谷看護部長は若い頃から勉強をたくさんしてらっしゃったと思うんですけれど・・・

大谷)したっていうか、しなきゃならなかったからね。

小川)そうですよね。今、これから看護師になる人たちにですね、これは勉強していた方がいいとか、これは体験をしておいた方がいいっていう何かありますか?
大谷)最初、卒業したときは急性期で働いていろんなことを学んで、そこから1度精神に移って勤めてみてほしいですね。

小川)それは何でですか?1度精神に勤めてもらいたいって思うのは?
大谷)精神って私、いっぱい学ぶことってあると思うんですよ。今結構、社会的にもね、精神って弱くなっているけど。でも、精神だけじゃ、救急だの合併だのあるとだめなので、本当であれば急性期で3年、基礎的なことを学んで、それから精神でやってみてほしいなと思いますよ。

小川)そうですよね。今、メンタルとはうつ病になる人増えてきてますもんね。
大谷)精神ってなかなか、希望がないんですよね。

小川)そうなんですか。男性の看護師さん、学生さんで希望する方は多いって聞いたことありますけど?
大谷)私たちは本部が配属とかを決めるんですけど、第一希望に精神ってないんですよ。男性の中ではそうですね、最初から希望してくれた人もいましたけれど。でも、よそで経験してくると、精神科で勤務したいってことで、中途採用で応募してきてくれる人もいますけれど、新卒の場合は希望者はほとんどいないです。

小川)そうですね。
大谷)やっぱり、急性期のところが花型に見えるんでしょうね。

小川)そうなんですかね。テレビとかでもそういうところを多く取り上げますからね。
大谷)でも急性期って医師の支指示で動いてますもんね。

小川)どちらかというと、精神科の方は看護師さんの意志で動けるってところがあるんですかね?
大谷)やる気さえあればできるんですよ。うちの病院の医師もそんなに厳しいわけではないので、こういう看護でこういうふうにしていきたいっていうのがあればね。ただ、なかなかね、日常に追われてそこまでできないですよね。

小川)そうなんですよね。日常のルーティンをこなしたあとにそういう話になるわけですもんね。

それで、最後の質問なんですけれど、大谷看護部長にとって理想の看護師像ってどんなものになりますか?

大谷)理想の看護師像ですか?私が看護してもらうとしたらですか?

小川)はい。
大谷)やっぱり、話を聞いてくれて、看護も適切にしてくれる人が1番ですよね。

小川)まずはコミュニケーションをとってくれる人ってことですよね。
大谷)そうですね。自分が悩んでる時にね、いくら知識や技術を持ってても冷たさを与えられたんじゃ嫌だし。

小川)そうですよね。
大谷)やっぱり最終的に私は温かさを与えてくれる看護師がいいなと思います。

小川)温かさ。そうですね、
大谷)私、第一印象良くないのであれなんですけどね。(笑)

小川)いえいえ。やっぱり学校で教えてくれるのは技術とかじゃないですか。その、コミュニケーションとか接し方とか温かさを与えるのっていうのって、これは持って生まれたものなんですかね?それとも勉強して経験によって積み重なって行くものなんですかね?
大谷)そうですね。私は、おばあさんに子守してもらって育ったので、多分、そのおばあさんも優しい人だったので、やっぱり努力はしないとですよね。性格は変わらないって言われるけど。

小川)やっぱ変わらないですかね。(笑)
大谷)変わらないんじゃないですか。でも、自分の性格を補うことは出来ると思うから。

小川)補うっていうのはやっぱり知識とは経験とかってことなんですかね?
大谷)多分、そうじゃないんでしょうかね。いろんな人と触れ合ってそこから自然と学ぶこともありますよね?やっぱりいろんな人と触れ合ってみるのが1番なんじゃないでしょうか。

小川)そうですよね。そこですよね。勉強ばっかりしててもダメですし、遊んでばっかりもダメですしね。
大谷)だっていっくら頭が良くてもダメですよね。
やっぱり私、厚生連に就職して良かったと思うんですよ。

小川)それは何でですか?
大谷)だって今、ここまできたのはここで育ててきてもらってきたからだし、いろんなところにも出さしてもらったしね。場を与えてもらっているから、自分も周りに場を与えていかないとダメですよね。

小川)なるほど。そうですよね、活躍する場がないといくらやってもダメですよね。
大谷)そうですよね。役割とかもありますしね。ということは、私は結構恵まれてきたんだと思うんですよ。家族はみんな協力もしてくれますし。だから環境っていうのがやっぱりあると思いますよ。いくらやりたくても環境によってはできないこともあるでしょうし。

小川)そうですよね。
ありがとうございました。

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