インタビューVol.08-2 十日町中条第二病院 大谷さん

十日町中条第二病院

小川)そういうふうに准看の学校に行きながら、夜働いているっていう人は結構多かったわけですか?
大谷)私たちのときは、そう言う人たちが学校に来ていましたね。でも私なんか夜だけしか働いていなかったけど、夜勤もしながらやっていた同級生も結構いっぱいいましたよ。

小川)夜勤もしながらですか?
大谷)はい。夜勤も入っていたみたいですよ。今の多分、看護師といてじゃなくて、今の補助員さんが夜勤に入るのと同じような感じだったのか、ちょっとわかりませんけど。だから、夜勤明けで学校来る人も結構いたみたいですよ。

小川)そうなんですね。休みの日はあったわけですか?
大谷)休みは土曜日の午後から日曜日はお休みでしたね。開業医なので、ちゃんとした休みはありましたよ。

小川)病棟とかないわけですもんね。それで、もうちょっと上の学校に行こうと思ったのは、やっぱり准看より正看の方がより専門的だなと思われたからですか?
大谷)どういうわけだか、私の中で最初からそういう思いがあったんです。

小川)決めていたわけなんですね。准看取って、それからまた正看の資格も取りに行こうと?
大谷)そうですね。そう思って、自分の中でですけど。どうしてそう思ったはわからないけどね。

小川)どうせ看護職として進むのであれば、正看という1番最高の資格を取ろうという思いがおありだったんでしょうね。
大谷)それはありましたね。

小川)看護師さんになる前は看護師さんに対してどんなイメージをお持ちでしたか?
大谷)看護師って触れたことがなかったんだけれど。

小川)そうなんですか?
大谷)だってうちの方は病院がなかったし、病院に行ったこともなかったし、行っても村の医師なんで。

小川)そっか。村のお医者さんですと、そんなに看護師さんいないですもんね。
大谷)はい。でもね、私が務めたところの先輩がすごく優しい感じの人だったんで。

小川)それは最初の開業医ですか?
大谷)そうですね。その方もいろんな社会経験を積みながら看護師を目指していたので、すごく人の接し方が素敵だなと思いました。

小川)お医者さんのところで患者さんのお世話をっていう?
大谷)そうですね。そういうことをする人、そういうのが看護の仕事って思ってたんでしょうね。なんせ中学生だしね、そんなに深く考えてはなかったと思います。

小川)お母さんから言われて反発する方もいらっしゃるじゃないですか?親から言われると。でも大谷看護部長はすんなり受け入れることができたんですか?
大谷)私は学校に行けるっていうのがあったので。看護の学校に行ってそういう資格を取っていけるっていう道というのがあったので、自分で選んだっていうのもあります。

小川)なるほど。それで、順調に看護師の道を歩まれて、就職されて、今まで看護部長として長年ここに通ってらっしゃると思うんですけど、看護師の仕事としての魅力ってどんなものがございますか?
大谷)魅力というか私は、精神科が長かったし、患者さんと一緒にレクリエーションしたりとかで、一般の病院ではなかなかできないことをさせてもらったり、患者さんからもらうこともいっぱいあったし、患者さんが喜んでくれるのも嬉しかったし、自分が育ててもらったんじゃないかなって思っています。


十日町中条第二病院

小川)その一般の病院では体験できないことって例えばどんなことになるんですか?
大谷)例えば、病院だと病院でしか患者さんと触れることができないですけれど、精神だと外へ行ったり、昔だと季節ごとの行事で花見だとかりんご狩りだとか山菜採りだとか、あと農作業をやったりとか。患者さんと一緒にやっていたんですよ。野菜を育てて収穫して、文化祭などで販売したりして。収穫する喜びとは育てる喜びを患者さんと一緒に体験できたし。

小川)そういうのは普通の病院ではないですもんね。そういうのは魅力ですよね。
大谷)そうですね。多分、精神科だからできたんだと思います。

小川)先ほど、患者さんに育てていただいたっておっしゃっていましたけれど、要は患者さんやご家族と触れ合うことによって、学びになるっていうことでしょうか?
大谷)そういうことですよね。精神には家族会っていうのが平成に入ってできて、そうところで家族との行事も増えたのでより一層ですよね。

小川)患者さんだけじゃなくて、その家族ぐるみのお付き合いをされている中で仕事をしていくってことですね。
大谷)そうですね。どうしても患者さんだけになりがちですけど、精神の場合は、家族との関係も良好じゃないと、治療もうまくいかないので。だから、よくケースワーカーと家庭訪問っていうのもしていたので、この地域のことを覚えることができましたね。だから私は精神科に務めたことによって、いろんなことを勉強させてもらったし、育ててもらったと思っていますね。

小川)ケースワーカーさんと一緒に看護師さんも訪問していたんですか?
大谷)あの頃は一緒に訪問していましたね。別に訪問看護ってことじゃなかったけれど、病棟から訪問に出ていた時代があったんですよね。

小川)それだと、より患者さんのこともわかりますし、ご家族との絆も深まりますよね。
大谷)そうですね。

小川)それはこの病院の看護師さんはみんなやってらっしゃったんですか?
大谷)みんなではなかったような気がします。当時は師長がその指揮をとっていましたね。

小川)それは師長さんの発案っていうことだったんですね?
大谷)ケースワーカーだけではやっぱりあれだから、病棟から看護師もってことで連れて行ったのかな。

小川)なるほど。
大谷)結構いろんな家に行きましたよ。行ったことのない土地にもいったので結構覚えることもできましたよ。

小川)ここの十日町に関わらず、近隣の入院されている患者さんのお宅にどこでも行かれたわけなんですね?
大谷)魚沼や津南、塩沢の方まで行っていましたね。

小川)看護師の魅力というか精神科の看護職の魅力ですね。
大谷)そうですね。

小川)例えば患者さんのご家族と触れ合ったりだとか、患者さんの家庭に訪問して、一緒に課題を解決していろいろご自身の勉強につながることがあったりだとか。
大谷)そうですね。私、一般病棟には4~5年いたのかな?あとはずっと精神科にいたのでそう思います。たまたま配属がそうなっただけなんですけど。

小川)そうなんですね。
大谷)あの頃は主任にぽっと言われて。(笑)あの頃の主任は今の師長なんですけど。

小川)その中で今までしてらっしゃって1番の醍醐味ってなんですか?
大谷)いろんなことがあったけど、やっぱり周りに助けてもらって今までやって来れたっていうのはありますよね。困ったときはいつでも誰かが助けてくれる人がいたってことですかね。

小川)それはやっぱり大谷看護部長の人徳ということなんでしょうね。
大谷)助けてやらないとどうにもならない奴だと思われたんでしょうね。(笑)

小川)いえいえ、そんなことはないです。(笑)
こちら、上司でも、同僚でもってことですよね?

大谷)そうですね。だから、病院では人にそういうふうに助けてもらって、家では家族のみんなが協力してくれるので、やってこれたんでしょうね。

小川)ご家族の協力がなかったら、夜勤をしながら家庭も持ってって大変ですよね。
大谷)そうだと思いますよ。私は夜勤に入る日は、最初は夕方17時に帰ってから夜勤だったから、0時にはまた病院に行くとなると、ご飯食べてお風呂入って、寝てもいいって旦那の親がいたので、そうしてくれたんですよ。で、朝帰るときは、朝ごはんができているのでそれを食べて、また夕方病院へ行ってって感じです。(笑)

小川)なるほど。ではお姑さんが非常に協力的だったんですね。
大谷)そうですね。とってもいい人ですね。

小川)そうですよね、なかなかそんな話聞かないですもん。(笑)
大谷)だから今度、昼間ちょっとどこか遊び行きたいって思っても、夜勤してきてくたびれてきてるんだから、寝ていいんだよって言われてるから、遊びに行くことは控えなきゃでしたけど。だから、家族はみんな私が休めるようにしてくれました。

小川)そういう協力がないの長く続けるっていうのは難しいですもんね。
大谷)きっとそうだと思いますね。

小川)体力的にできても精神的に疲れたりするってこと結構あるじゃないですか?
大谷)そうですね。

小川)あの、看護師さんも役割って話を聞かせていただきたいんですけど、精神科で今まで大谷看護部長は長く勤められていらっしゃって、醍醐味ややりがいも十分お感じになってきている思うんですけれど、患者三位1番に求められるものってどんなことだと思われますか?
大谷)やっぱり患者さんは話を聞いてもらいたいってのがあると思いますよ。今だと、ちょっと待ってってなっていますけど。(笑)

小川)日常の業務が忙しくて、ゆっくり話せないって現状もあると思いますが。
大谷)認知症の患者さんを受け入れるようになった時に、私はそこにいたんですけれど、あの頃は患者さんと一緒に外に散歩してたんですよ。そうすると穏やかにしてくれて、やっぱりそばにいて話を聞くっていうのは大事ですよね。今もそうなんですけど、患者さんは話聞いてもらいたくても、みんな忙しそうにしているからね。

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