インタビューVol.06-4 新潟県立中央病院 看護師 桐山 主任

小川)あっじゃあ、新潟に来る前に電話していたんですね。
桐山)そうです。3月に辞めるって決まった時点で、遊んでいてもしょうがないし、知らない土地だし、何かやっていないと一人ぼっちだしと思って、こちらで急に働くことになって。

小川)旦那さんはこちらの方なんですか?
桐山)そうなんです。こっちの人なんです。

小川)では旦那さんはよく知っているでしょうけど。
桐山)そうですね。でも、何も知らないままここで働き、そして、子どもも1人目妊娠して、産休まで働いて辞めて。

小川)辞めちゃったんですか?
桐山)辞めちゃったんですよ。辞めるんですよ、産休って臨時はなくって、辞めて、何年かしたら働ければいいかなとは思っていたんですけど。なにせ辞めて何もすることがないっていうのをしたことがなかったので。だけど、子どもを産んで3ヶ月くらいに、この病院から電話がかかってきて、いつ働きに来てくれる?みたいな感じで。(笑) でも私は退職しているので、普通の人は1年くらい休んでくるんだろうとか思いながらいたら、そしたら秋に県職の試験があるからそれ受けたらって言われて、受かっちゃったみたいな。だから、なんとなく1年間休んで、またここに入るっていう、今度は職員として入ったみたいな感じです。

小川)なるほど。休んで全く違う環境に身を置いてから働き始めると、新鮮な感じはしますか?
桐山)そうですね。家庭を持ったというのもありますね、きっと。自分の家族だったらって思ってやってきたけれど、実践はなかったなと思って、自分の親だったらどういうふうに説明してもらいたいかなとかって置き換えては行くようになりましたね。あとは、医療が進んできて、いろんなことを先生はお話するけれど、ここの地域の人はそんなに望んでないんじゃないかなとか思ったりすると、山の奥の方に住んでて、ここに来るのに車もないような人たちが、そんな何週間に1回も来るのを望んでるのかなとか、高価な抗がん剤を使うのって望んでるのかなとかいう感じに思ったりとかして。地域性を考えるようになりましたね。それまではこれっぽっちも考えなかったんですけど。

小川)それはそうですよね。
桐山)それと一緒に住んでないんですよね。やっぱり、息子さん、娘さんはこっちの高田近辺にいて何かあればすぐ来れるけど、親は山の奥にいて来れないとか、家族性も全然違うので、どこに手をかけてあげたらこの人は喜ばれるんだろうかとか考えるようになりました。

小川)失礼ですけど、桐山さんはお生まれになられたのは東京ですか?
桐山)私は千葉県なんです。

小川)千葉県なんですね。生まれも育ちも?
桐山)神奈川県藤沢市で小学校2年生までいて、あとはずっと千葉県柏市なので、こういう地域ではないですね。

小川)進行都心といいますか、住宅街ですよね。
桐山)そうですね。車とかいうよりも、電車が便利なところなので。

小川)全然ちがいますよね。
桐山)そうですね。高齢化じゃなかったというのはあると思うんですけど。

新潟県立中央病院

小川)正職員として産休終わって復帰したときは、どこで働いていたんですか?
桐山)今の病棟に配属させました。そこから1年半くらい働いて、2人目生まれる前まで働いて、またお休みいただいて、また復帰したら人工透析室に2年くらいいて、それからどうしても合わなかったので。

小川)透析室ですか?
桐山)はい。それで、この病棟に出させていただいて。

小川)なるほど。ではその間にお二人のお子さんを育てながら働いていらっしゃったわけなんですね。
桐山)はい。

小川)そうすると、働いているときは保育園とかにお預けになられて?
桐山)預けてきましたね。朝7時半から夜の19時までやっているので、本当に朝から夜までばっちり時間一杯預けるときもありました。あとうちも旦那は、夜勤もやっているので、朝とかいないときもあったりするので、上越市のファミリーサポート事業っていって、ファミリーサポーターっていう人たちがいるんですよね。登録すると。そこにお預けさせてもらったこともあるし。あとは病気になったときの病児保育を上越市は2ヶ所やっているので、よく預けたりしましたけど。

小川)そうなんですね。旦那さんも医療関係の方なんですか?
桐山)全然違うんです。普通の工場なんですけど、3交代をやっているので、夜勤は重ならないように毎月の勤務はもう神経をすり減らして調整してやっています。

小川)では旦那さんが夜勤の時は桐山さんが入らないようにというふうに?
桐山)そうですね。なので常に片親みたいな感じでした。

小川)お子さんてまだ小さいですか?
桐山)うちは6年生と2年生です。

小川)じゃあもうだいぶ落ち着いてますよね。
桐山)そうですね。いろいろできるようになって。

小川)今ですと、夜勤している時は、お子さんは?
桐山)今年から旦那は夜勤をしなくなったので、帰ってくるのは遅いですけど、大丈夫というか夜は遅くてもいるので。

小川)6年生だともう学童保育とかって?
桐山)行けるんですけど、だんだん嫌がってしまうので、下の子もついでに行かなくなってしまってというか、ここもだんだん19時に迎えに行けなくなっちゃったので、私の帰りが遅くなってしまってるから、なので、人に迷惑かけるならいいかなと。でも私はできるだけ超勤は頑張ってやらないようにして、何かがない限りは遅くまで残らずに切り替えています。

小川)そうすると、家事は家に帰ってから夜と朝ってことですか?
桐山)そうですね。

小川)それはじゃあ昼間は働き、家に帰ってからもまた家事をしてっていうのも体力的に大変ですよね。
桐山)大変ですけどね。

小川)でも楽しいですか?
桐山)家事は楽しくないですね。(笑) なので、子どもに頑張ってやってもらって手伝ってもらっています。

小川)そうですよね。お母さんが働いていればやりますよね。
桐山)嫌がっていますけどね。うちだけだとか言っちゃって。手伝うのはうちだけだからやりたくないとか言ってますけど、うちはお父さんもお母さんもこんなだから仕方ないのよって言って手伝ってもらってます。(笑) 

小川)でも旦那さんのご理解があるからできるんですよね?
桐山)そうですね。辞めろとは言ったことないですね。

小川)そうですか。
桐山)はい。子どもが具合悪くなって職場に電話がかかってくるんですけど、迎えにきてくれとか。だけどちょっと大変で旦那に電話すると『あーいいよ、いいよ行くよ。』ってと言ってくれるので、申し訳ないですけど、あちらの方がよく病院に連れて行ってくれています。

小川)あっそうですか。(笑) ではご理解のある旦那さんと一緒にいるからこうやって仕事を続けられているんですかね。
桐山)だけど、うちは核家族てやっているんですけど、看護師さんって大体は同居させていておじいちゃん、おばあちゃんにみんな面倒を見てもらっている方がすごく多いので、本当はそれをすればきっと楽なんでしょうけど、それをしていないので、できることはやろうと思っています。

小川)そうですよね。こうやってインタビューさせてもらっていると、大体、子育てしてらっしゃる方はおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に同居を始めたって方が多いですね。
桐山)多いですよね。職場復帰させるに当たって同居始められる方も多いし。でもそれはちょっと私の性格上できないので。(笑) 

小川)人それぞれですからね。あのお子さんには何ていうふうにして説明をするんですか?
桐山)仕事するに当たってですか?

小川)はい、そうですね。
桐山)1番は生きるために仕事をしていくんだよって、お金をもらうのはもらうんだけど、それは二の次で、自分が自分の脚で立って生きていくために仕事していくんだよって。私は好きな仕事に就いてるけど、例え仕事が好きじゃなかったとしても、じゃあ自分の脚で立てていけるのかってよく考えて、生きていくんだよって。だから私は今は辞められないって言ってます。夜勤行く時は子どもは泣いていましたけど、行かないでくれって言って。だけど、行ってくるよって。その代わり帰ってきたら何とかしてあげるよって、約束は守るようにしていましたね。守れないこともありましたけど。(笑)

小川)なるほど。
桐山)あんまり物で釣るってことはしたことないですね。それをやっちゃうときっと簡単なんでしょうけどね。

小川)それは良くないですよね。
桐山)変な話、ゲームが欲しいって言ってても、うちは金がないから買えないんだよとか言ってみたり。買ってあげるのは簡単だけど、そこはそうじゃないよなと思って。だからいろんな意味で窮屈かもしれないですけど、きっと子どもは見ている反面、なんだよって思っているかもしれないですけど。

小川)どうですかね。6年生くらいになるとわかるでしょうけど。
桐山)そうですよね。下の子はやっぱり嫌がりますね。反対に仕事であったことは話すようにしてるんですよね。今日こういう人がいてご飯介助してきたんだよとか、人間てお風呂入るとこうなるんだよとか、いろいろ話をしているようにしてますね。そうすると子どもも学校の話をしてきたりとか、ちょっと見方が変わって、お母さんがいなくても頑張れるなとか思ってくれるかなとか思って。仕事の持ち帰りはしないですけど、話は必ずするようにしていますね。何で遅れて帰ってきたのかとか、何で朝、今日は早く行かなきゃいけないのかという会話はするようにしています。

小川)なるほど。残業しないようにとか、朝ちょっと早く行ったりとかっていうことをさらっとおしゃっていましたけれど、普通、仕事の量ってそんな変わりないじゃないですか?でも桐山さんだけ、人の10倍できるって感じではないと思うんですけど、早く帰れたりとかをするために、日々の仕事でどんな工夫をしてらっしゃるんですか?
桐山)無駄な動きをしないってことがまず1つと、情報収集に朝はみんながパソコンを開けているから重たいんですね。なので、そんなにおんなじ時間には開けないようにして、サラっと見てあとは深夜さんから直接聞いて、情報を取って、あとからみんなが使っていない時間を見計らって、ちょっとじっくり見たりとかですね。あとはみんなパソコン持ちながら仕事するんですけど、打ちながらやるとやりたいことが一気にできなくなるので、1人に対する時間が長くなってしまうので、それはしないようにして一気に情報を集めてきて、戻ってきて私はデスクトップ型ので、そこで入力するようにしています。

小川)パソコンの見ている時間っていうのは、看護師の中では多くなっているわけなんですね。
桐山)そうですね。みんなそこに入れるので、ある意味、言ってしまえばみんなに情報が伝わるのに、入れてしまえば反対に伝えないことの方が多いですよね。確かに記録を残す意味ではそうしなきゃなんですけど、私は人に聞くっていう。

小川)それでも、仕事はそっちの方がうまくコミュニケーションを取れて、うまくニュアンスが伝わりやすい気がしますけども、マニュアルとしては、そのパソコン端末をみてうまく情報を共有しましょうってことなんですかね。
桐山)そうですね。

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