インタビューVol.06-3 新潟県立中央病院 看護師 桐山 主任

小川)このインタビューをやっていると、各病院さんに言うと、看護師さんを採用したいからぜひやりたいっていう意見を多くいただいて、看護師さんはいきたいところが大きく分けて3つくらいしかなくて、病院ていうか就職先がですね。他のところに目を向ければもっと違う人生があるとは思うんですけど、そこがなかなかご理解いただくには時間がかかるんでしょうね。
桐山)そうでしょうね。看護師さんの免許があればどこでも仕事ができるので、別に3交代やらなくてもいいし、あえて総合病院にいなくてもいいし。

小川)おっしゃる通りですね。
桐山)パートの仕事もいっくらでもあるし。

新潟県立中央病院 看護師 桐山 主任

小川)あるんですよね。

あの、ひとつお聞きしたいんですけど、救命救急センターで青年海外共有体にいきたいっていうのを思った背景って何でそういうふうに思われたんですか?あこがれですか?

桐山)あこがれというか、知らない自分に気付きたいとかいうのもあったし、知らないところに行くと、学ぶものって多いじゃないですか。

小川)えぇ、そうですね。
桐山)なので、いろんなこと知りたいって思ったんですよね。だけど、今の枠から出たくないっていうのもあって。病院の中は別に私がいなくても、看護師さんたちは特に附属の学校だったので排出させるし、でも外は、外に行けば、もっと自分が出来ることがあるんじゃないかなって思って。それは日本に帰って来れなくなっても別に帰らなくてもいいんじゃないかなくらい漠然と思っていて。自分が持っているもので誰かを救えるんであれば、いくらでもやりますって感じだったんですよ。

小川)なるほど。
桐山)そんな大それたことはできないですけど。やってもみんな死んでいっちゃうんだよって話も聞いていたので、やってやりがいとかは日本にいるときよりはないってことも聞いたことがあるので、日本以外の先生も海外に行くんですよね。なので行って帰ってきた人の話を聞けば、行ってもやることないよとか言われると、『いやでもわからない!』みたいな。(笑) なんか変な強い頑な想いがありました。

小川)そこにわくわくしたわけなんですね。わかりました。

ちょっと話を変えますと、看護師さんて資格を取るために勉強するじゃないですか?今学生さんたちは資格を取るための予備校に行ったり、勉強を結構一生懸命しないと受からないというお声を聞くんですけど、桐山さんたちのときは?
桐山)アカデミーとか行っている人もいましたけど、ほとんどなかったですね。私の時は国家試験が難しくなる年だったんですけど、なかったですね。それよりも社会を見てきなさいみたいなことを学校の先生が言っていたので、専門学校にいたときは夏休み1ヶ月くらいあるから、病院じゃないこととかもそうなんですけど、いろんなことを見て聞いてきなさいって感じで、今でしかできないから外見てきなさいみたいなのがあったので、私はその短期を利用してアメリカ行ったりはしましたけど。そんなにガチガチにやってないです。

小川)そうですか。でも学校の勉強を一生懸命やってって感じですよね?
桐山)それはやりましたね。

小川)それで国家試験受かるじゃないですか?受かって発表はその時は3月ですか?
桐山)私の時は6月でした。

小川)6月だったんですか。それまではそうするんですか?
桐山)それまではそれでも、受かる前提で4月1日からもう職場に入っていましたね。

小川)じゃあ6月までの2ヶ月間は空白の2ヶ月間を過ごさなきゃいけないんですね。
桐山)そうですね。なので、ほとんど研修とか勉強会ばっかりでした。

小川)患者さんには触れずに?
桐山)見学とかですかね。あとはあとは何か持ってきてとかいうパシリみたいなことでしたけど。

小川)そうでしたか。では6月に無事合格し、配属されって感じなんですね。その時の気持ちって覚えてますか?
桐山)4月1日から救命センターだったので、合格したのがわかったら次から点滴させてねとか、いろんな介助入ってねとか言われて、ほいっと捨てられた感じですよね、合格した日を堺に。(笑) 

小川)そうですか。救命センターって人は人気ですよね?
桐山)人気ですね。でもやっぱりきつから3~5年くらいのサイクルで大学はほとんどの人が変わって、もちろん長く残る人もいますけど、長く残るかっていったらそうでもないんですよね。

小川)なるほど。何がそんなにきついんですか?体力的にですか?
桐山)体力的にもきついですね。休憩もないですし、自分のおトイレ休憩がないので、水分とかは合間に飲んだりとか点滴詰める前にちょっと飲んだりとかそれはできるんですけど、トイレに行く時間とか、食べる時間とかがないんですよね。

小川)働いているときはですか?
桐山)はい、ないんですよ。それに座れないので、ずっと動きっぱなしです。そういう体力的に厳しいし、22~23歳の子がこんな血生臭い仕事をするっていうのは精神的にも疲れるのかもりれませんね。

小川)なるほど。私のイメージが正しいか教えていただきたいんですけど、救急車とかで運ばれてきて、重症とかいろいろ種類あると思うんですけど、そういう人たちを絶えずお医者さんさんの脇で介助する、その繰り返しですか?
桐山)そうですね。

小川)そうするとトイレも行く時間ないほど忙しいんですか?
桐山)特にあの大学はしょっちゅうだったので、1人来たばっかりでまた来たりすると、あっちもこっちも手伝ってって言われると、なかなか大変でしたね。

小川)なるほど。朝昼晩関係なしに救急車は来るわけですよね?
桐山)そうですね。

小川)それは3交代とかで対応するわけですよね。
桐山)そうですね。

小川)時間通りに帰れることってないってことですよね?
桐山)ないですね。切りのいい間をみて、もう時間だしこの方終わってからねみたいな感じでした。この方何時に終わるのかなみたいなのもありましたけど。(笑) 

小川)そうすると学校を卒業して社会人になったばっかりだと、仕事もそうですけど、お金ももらえるわけですし、遊びたいじゃないですか?
桐山)そうですね。ましてや都会はお給料がいいので。

小川)でも遊ぶ暇もないくらいでしたか?
桐山)でもお休みは何日かまとめてくれたりするので、そこは遊びました。(笑) 切り替えて遊びました。

小川)そこは遊べないほどのことではなかったんですね。
桐山)じゃないですね。仕事は忙しいですけどね。

小川)やりたい仕事に就けて、忙しいでしょうけどもちろん充実した日々を過ごさせたということですね。
桐山)そうですね。

新潟県立中央病院 看護師 桐山 主任

小川)あと、救急車が来ていろんな症状があって、そこからICUに行ったりとか、普通の病棟とかに行ったりとか、そうするわけですよね?そこでとりあえず終わりなんですか?他の病棟に送り出したら?
桐山)そこの救命センターの仕事は終わりですね。

小川)じゃあ新しい方がどんどん来るので、その患者さんたちを何かに送るか、何かに見るか、そこで見た方とは二度と会わないわけですか?
桐山)そうですね。退院させる時に来てもらっても、誰だろうって感じです。それを繰り返していたので、この病院に来て、この病棟で仕事をして、患者さんって本当にテレビ通りに帰るんだとか、ありがとうございましたって言って本当に帰るんだとか、そういう入院して退院していく流れが知らなかったので。実習ではありましたけど、あまり深く関わることはなかったですよね。帰った後のことも考えたことなかったですし、家族にどういうふうに付き合うかとかいうのも、救命の時しかなかったので、患者と家族はセットなんだってここに来て思いました。よく学生の時には言われていましたけどね。

小川)なるほど、そういう世界なんですね。ある意味特殊ですよね。
桐山)そうですね、特殊ですね。だからいられる人はずっといるし、いられない人は早いサイクルでいなくなりますね。看護師さんて病棟が多いですよね。

小川)そうですね。1番患者の人数も多いですしね。
桐山)でも1番、看護って意味では病棟じゃないとダメなんだなって思いますよね。断片的に見るだけでは、人間を見る意味ではだめだなと思います。

小川)というのは、今こちらの病院へ入られてですよね?
桐山)そうですね。

小川)今、病棟でいろんな患者さんを見る中でですよね?
桐山)そうですね。

小川)それで、ご結婚を決意させて、ご結婚されて、また復帰するときに、仕事探す時って何を気にして探されましたか?
桐山)私は大学を辞めて、こちらの病院の臨時職員に入るに当たって、向こうにいるときから、どんな形であっても、何年も間を開けないで働きたいって旦那の方に行っていたら、ここは移転して2年目ぐらいだったんですね。なので、大きくなったし1人くらい入れるんじゃない?みたいな感じで。(笑) じゃあちょっと電話してみようってしてみたら、必要になったら連絡しますと言われたんですよね。それで、いつか待っていれば来るんだなと、漠然としていたら、3月の終わりに4月から来てくださいって話になって。4月には引っ越す予定になっていたので。

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