インタビューVol.04-2 佐潟荘 斎藤看護部長

小川)ご家族に協力いただきながら、仕事と勉強、子育てを両立していた時は、肉体的にも精神的にも大変でしたでしょうか。
斎藤)国家試験対策の勉強は、あまりできませんでした。むしろ、看護師の資格を取ってから一生懸命勉強しました。

小川)新潟の一地域に根ざした、精神科に特化した病院で看護職をしてらっしゃいますが、看護職として求められている役割というのは、変わってきていると思いますか。
斎藤)今は、チーム医療が叫ばれているので、一般的には、良いお医者さんのいる病院に行きたいと思うかもしれませんが、良い看護師がいる病院って思われてもいいわけなので、そういうところを目指したいなって思っています。患者さんから選んでもらえるような病院にするには、お医者さんの力量だけではなくて、看護師の力というのも大事なのかなと考えています。

小川)たしかに、お医者さんは、マスコミ等で紹介される機会もありますが、看護師さんが注目されることって、なかなか無いですもんね。
斎藤)一番患者さんに接しているのは、看護師ですよね。そこをアピールできる何かがあれば、いいんですけど。そこを一生懸命になってほしいです。これからは専門看護師とか認定看護師とかの時代なわけですから。

佐潟荘

小川)看護職の就職の斡旋やお世話をしていて特に感じるのは、辞める決断が非常に早いなということですね。ただ一方では、すごい一生懸命にやられる若い方もおられまして、二極化になっているんじゃないかなと感じているのですが、看護部長はどのようにお感じになっていらっしゃいますか。
斎藤)今の人たちは、昔に比べれば幸せかもしれないですね。チームワークを大切にして、職員を育てていかなければダメなのかなと思って、働きやすい職場にするために、チームワークを良くしていけるような病棟づくりを心がけています。通常、一度に新人が同じところに入ると教えるのが大変じゃないですか。それをどうクリアするか、新人に来て楽しいと思わせるにはどうすればいいのかと考えて、あえて新人を集めた病棟をひとつ作っているんです。そして、そこをクリアして1年か何ヶ月も勤めて、辞めたくないなという時期位になると、その人にあった病棟に異動するようには心がけています。

小川)非常に面白い画期的な方法ですね。
斎藤)それが辞めない手だと思うので、まずは居やすい環境にするっていうことが大事だと思います。第一条件は、まず何よりも楽しいってところが大事ですね。新人オリエンテーションで1週間、私たちも、新人さんも一生懸命しますが、その後の研修は、ずっと新人だけですよね。覚えるのに必死で、怒られて、大変なことよりも、まずは楽しくできるのがいいですよ。怒られるのは、その後でもいいですから。あとは、伸びる人は伸びていくし、とどまる人はとどまっていくから、それはそれで個人の能力なので、良しというふうにしています。

小川)新人中心の病棟を作られて、何年くらいですか。
斎藤)6年ですね。先生方には慣れない、ベテランがいないとは言われましたが、我慢していただいています。

小川)ただ、一定の成果は見込まれたわけですよね。
斎藤)とても良いと思いました。辞める人も少なくなったので、良いチームワークができているんだと思います。

小川)若い看護師さんに向けて、こういう勉強をしておいた方が、後々役に立つよとか、こういう資質がある人の方が長く続いているなぁと思う事は、何かありますか。
斎藤)できない事を一生懸命頑張るよりも、自分の長所、できる事を一生懸命やって、できない部分を隠していくっていうやり方が一番良いのかなと思っています。

小川)例えば、看護師に向いてないなと思ったら、そこで見切りを付けることも、その人にとっては良いかもしれないですね。
斎藤)それは有りだと思いますね。

小川)勉強しておいた方がよかったとか、今だったら、もう少し勉強したいなっていうものはありますか。
斎藤)いや、全くないです。むしろ死ぬまで勉強だと思っています。職に就いている間は勉強だと思うので、自分の年にあった学び方で良いと思うんです。あんまりその職種にこだわらないような勉強の仕方が良いのかなと思いますね。

小川)自分に必要なものだけではなくて、いろんな意味で困ったことを勉強していくっていうことでしょうか。
斎藤)ここは精神科だから、もちろんそうかもしれませんけど、一般科にも、あの人に頼めば痛くはないとか、技術が堪能な方がいますが、その前に人としてどうかっていうことなので、技術以外にも一生懸命に人としての勉強をしたほうが、むしろいいのかなと思います。技術は必要に迫られるから、どうしたって上手になりますよね、回数を重ねれば。でも、人としての勉強はどこに行っても大事なことなので、そこを一生懸命になると、全て技術と合体すると思いますけどね。

小川)看護部長にとって、理想の看護師というのはどのような人ですか。
斎藤)人が好きじゃなきゃダメ。そして、私がこの看護をしたいではなくて、その人がどういう看護を求めているかという事を、一緒になって考える。自分の考えを押し付けない。その人の考えに寄り添うとか、その人と一緒に考えるという姿勢が大切ですね。

小川)自分に合わせるのではなくて、患者さんの求めているところを拾ってあげるということでしょうか。
斎藤)私達はプロだから答えは分かりますよね。でも、それを押し付けない。そのうち、その人が体験して、分かってくれればいいわけなので。

小川)それはお付き合いする時間もかかるでしょうね。
斎藤)一生患者さんに付き合っていくということですよね。それは私一人で全部を把握するわけじゃないから、みんながそういう姿勢でいてくれると、嬉しいなと思いますね。

小川)もう一度、生まれ変わるとしたら、また看護師をしますか。
斎藤)しません。一度は看護職をしてるから、それを土台にまた違う事をしたいと思います。

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